熊本県

熊本県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

熊本 観光ガイド

熊本県の観光・旅行 Info

熊本県は、歴史的な建造物、雄大な自然、温泉、美しい海岸線など、さまざまな魅力が詰まった観光地です。ここでは、熊本を訪れた際にぜひ足を運んでほしい代表的なスポットを紹介します。

1. 熊本城

日本三名城のひとつに数えられる名城

熊本城は、加藤清正によって築かれた名城で、日本三名城の一つに数えられています。2016年の熊本地震によって被害を受けましたが、復旧作業が進められ、現在は特定区域が公開されています。

見どころ

2. 阿蘇山

世界有数のカルデラを持つ活火山

阿蘇山は世界最大級のカルデラを有する活火山で、ダイナミックな自然の景観が楽しめます。火口周辺には展望台やビジターセンターもあり、火山活動の様子を間近に見ることができます。

見どころ

3. 黒川温泉

自然に囲まれた癒しの温泉地

黒川温泉は、阿蘇山の北側に位置する風情ある温泉地で、「入湯手形」を使って複数の宿の露天風呂を楽しめるのが特徴です。和風の落ち着いた町並みと、豊かな自然の景色が調和しています。

見どころ

4. 水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)

桃山式回遊庭園の美しさ

水前寺成趣園は、熊本市にある美しい回遊式庭園で、細川藩の初代藩主によって築かれました。東海道五十三次を模した起伏や富士山をかたどった築山など、趣のある景観が楽しめます。

見どころ

5. 天草諸島

絶景と歴史が調和した島々

天草諸島は、熊本県の南西部に広がる島々で、青い海とキリスト教の歴史を感じさせる文化遺産が魅力です。イルカウォッチングや海の幸も堪能できます。

見どころ

熊本県のグルメガイド

熊本県は、豊かな自然と歴史に育まれた食文化が魅力です。ここでは、旅行中にぜひ味わってほしいローカルフードや特産品、人気のレストラン、おすすめのお土産を紹介します。

1. 名物料理・ローカルフード

馬刺し

馬刺しは熊本グルメを代表する逸品。新鮮な馬肉を薄切りにし、しょうがやにんにくを添えて醤油でいただきます。とろけるような食感と旨味が特徴です。

辛子れんこん

辛子れんこんは、からし味噌を詰めたレンコンに衣を付けて揚げた伝統料理。ピリリとした辛さとシャキッとした歯ごたえがやみつきになります。

熊本ラーメン

熊本ラーメンは、豚骨スープをベースにした濃厚なラーメン。黒マー油(焦がしにんにく油)や中太麺が特徴で、香ばしい風味とコクのある味が楽しめます。

あか牛料理

阿蘇地域で育てられるあか牛は、赤身と脂のバランスが良く、旨味が強いのが特徴。ステーキ、丼、焼肉などさまざまな料理で提供されます。

2. 人気のレストラン・飲食店

菅乃屋(すがのや)

菅乃屋は熊本市内に複数店舗を展開する馬肉専門店。高品質な馬刺しや馬肉料理が楽しめ、観光客にも地元民にも人気です。

黒亭(こくてい)ラーメン

熊本ラーメンの名店黒亭では、焦がしにんにくの効いた濃厚なスープと中太麺の相性が絶妙。観光客にも長年親しまれています。

いまきん食堂(阿蘇市)

いまきん食堂は阿蘇市にある人気店で、名物の「あか牛丼」が看板メニュー。柔らかい赤身肉と特製のタレがご飯にぴったりです。

高森田楽保存会

高森田楽は阿蘇南部の郷土料理で、囲炉裏で焼く豆腐やこんにゃく、山菜を味噌ダレで楽しむ素朴な味わいが魅力。予約制での提供が多いです。

3. 熊本のお土産・特産品

いきなり団子

いきなり団子は、輪切りのサツマイモとあんこを小麦粉の皮で包んで蒸した郷土菓子。素朴な甘さが人気で、各地のお土産店や駅で購入できます。

誉の陣太鼓

誉の陣太鼓は、柔らかな求肥を小豆餡で包んだお菓子で、熊本を代表する銘菓のひとつ。見た目の美しさと上品な味で、贈答用にもおすすめです。

デコポン(不知火)

デコポンは熊本県が生産量日本一を誇る柑橘類。ジューシーで甘味が強く、皮もむきやすいのが特徴です。季節限定でフレッシュな果実が販売されます。

天草の海産物

天草諸島で獲れるうに、車海老、干物などの海産物は新鮮で美味。加工品や瓶詰など、お土産用としても人気があります。

4. ご当地ドリンク・調味料

赤酒

赤酒は熊本独自の甘口の酒で、料理酒としても利用されるほか、お正月の祝い酒としても親しまれています。まろやかでクセのない味わいです。

南関あげ

南関あげは、熊本県南関町で作られる厚手の油揚げで、煮物や味噌汁に最適。お土産としても人気で、保存性も高いです。

熊本県の季節の祭り・イベント

熊本県では、伝統文化に根ざした祭りから現代的なイベントまで、多彩な行事が年間を通じて開催されています。阿蘇や天草などの自然と結びついた行事も多く、地元の暮らしや信仰を感じられるのが魅力です。

1. 熊本の代表的な祭り

藤崎八旛宮秋季例大祭(ふじさきはちまんぐう しゅうきれいたいさい)

藤崎八旛宮秋季例大祭は、毎年9月に熊本市で開催される勇壮な祭りです。「奉納団体」が馬を引き連れて市街地を練り歩く「随兵行列(ずいびょうぎょうれつ)」と、威勢のいい「飾馬(かざりうま)追い」が見どころで、街は熱気に包まれます。

特徴

山鹿灯籠まつり(やまがとうろうまつり)

山鹿灯籠まつりは、8月に山鹿市で行われる幻想的な祭りです。和紙と糊だけで作られた「金灯籠」を女性たちが頭に載せ、優雅に舞う「千人灯籠踊り」は、まさに幻想の世界です。

特徴

火の国まつり

熊本市の夏を彩る火の国まつりは、8月に市中心部で行われます。最大の見どころは市民参加型の総踊り「おてもやん総おどり」。県民が一体となり熊本の夏を盛り上げます。

特徴

2. 阿蘇・天草地域の祭りとイベント

阿蘇火まつり

阿蘇火まつりは、火の神をまつる阿蘇神社の伝統に基づいた祭りで、8月中旬に開催されます。たいまつ行列や野焼き体験など、阿蘇ならではの自然と信仰が融合した祭りです。

特徴

天草ほんどハイヤ祭り

天草ハイヤ祭りは、天草市本渡地区で開催される夏の一大イベントです。海の民謡「ハイヤ節」に合わせた踊りが市街地を盛り上げ、漁師町ならではの熱気を感じることができます。

特徴

3. 冬のイベント・イルミネーション

光の森イルミネーション(菊陽町)

熊本都市圏で人気の光の森イルミネーションは、ショッピングモール周辺を彩る華やかなライトアップイベント。ファミリーやカップルに人気です。

南小国町の雪灯籠まつり

南小国町では、冬に小さな雪灯籠やろうそくを並べる幻想的なイベントが開催されます。雪と火が織りなす静かな美しさを堪能できます。

4. 熊本県の特徴的な文化・風習

火の国・熊本

熊本は古くから「火の国」と呼ばれており、阿蘇山などの火山活動と深く結びついた信仰や行事が多く残っています。火祭りや火口への信仰、温泉文化などにその影響が色濃く表れています。

肥後もっこす

肥後もっこすとは、熊本の人々の気質を表す言葉で、「頑固だけど情に厚い」性格を意味します。地域の人と交流する中で、こうした人柄にふれることも旅の魅力のひとつです。

熊本県の気温・天候

熊本県は九州の中央に位置し、内陸部から沿岸部まで多様な地形を持つことから、年間を通じて気候の変化が豊かです。気温は比較的温暖でありながら、夏は非常に蒸し暑く、冬には阿蘇地方を中心に冷え込みが厳しい地域もあります。ここでは、春・梅雨・夏・秋・冬の季節ごとに気候や気温、特徴的な天候について解説します。

1. 春(3月〜5月)

気温と気候

春の熊本は穏やかで過ごしやすい気候です。3月はまだ肌寒い日もありますが、4月に入ると日中は15~20℃前後まで気温が上がり、5月には25℃に迫る日もあります。寒暖差があるため、重ね着が便利です。

特徴的な事柄

2. 梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

梅雨の時期は降水量が非常に多く、湿度も高くなります。平均気温は20〜27℃程度で、蒸し暑さが感じられるようになります。阿蘇山麓や球磨川流域などでは、大雨による増水や土砂災害のリスクが高まることもあります。

特徴的な事柄

3. 夏(7月中旬〜9月)

気温と気候

夏は非常に暑く湿度が高いです。特に熊本市周辺の平野部では、最高気温が35℃を超える日もあり、熱中症対策が必須です。阿蘇などの高原地帯では比較的涼しく、避暑地として人気があります。

特徴的な事柄

4. 秋(10月〜11月)

気温と気候

秋は最も過ごしやすい季節で、日中は20〜25℃前後、朝晩は涼しくなり始めます。台風の心配も10月以降は減り、晴天が多い時期です。

特徴的な事柄

5. 冬(12月〜2月)

気温と気候

熊本県の平野部は比較的温暖で、最低気温は0〜5℃前後ですが、雪はあまり積もりません。一方、阿蘇山や小国町などの高地では積雪があり、氷点下まで冷え込むこともあります。

特徴的な事柄

6. 熊本の年間を通じた気候の特徴

台風の影響

熊本県は台風の通り道に位置しており、特に夏から秋にかけて台風が接近・上陸することがあります。強風や豪雨による被害も報告されており、旅行中は最新の気象情報に注意が必要です。

気候の地域差

熊本県内でも地域ごとに気候の違いが見られます。阿蘇や小国など山間部は冷涼で降雪が多く、熊本市周辺や八代など平野部は温暖で過ごしやすい傾向です。天草諸島は海洋性気候で冬も比較的温暖です。

熊本県へのアクセス

熊本県は九州の中央に位置し、空路・鉄道・高速道路を通じて、全国からのアクセスが良好です。熊本市を中心に、阿蘇・天草・人吉など観光地への移動手段も充実しており、目的に応じた交通手段を選ぶことで快適な旅が楽しめます。

1. 空路でのアクセス

熊本空港(阿蘇くまもと空港)

阿蘇くまもと空港(熊本空港、空港コード:KMJ)は、熊本県の玄関口として国内外の便が発着しています。空港から熊本市中心部までは、空港リムジンバスで約30〜50分です。

主な発着路線(国内)
アクセスの特徴

2. 鉄道でのアクセス

九州新幹線

九州新幹線は、新大阪~鹿児島中央間を結ぶ高速鉄道で、熊本駅はその中間にあります。博多〜熊本間は約40分で到着し、福岡からの日帰り旅行も可能です。

主な所要時間

在来線・観光列車

熊本県内には観光に便利なローカル線も多数あります。特に「あそぼーい!」や「SL人吉」などの観光列車は、旅の楽しみのひとつです。

3. 高速道路・車でのアクセス

九州自動車道

九州自動車道は熊本県の主要都市を南北に貫いており、福岡・鹿児島方面からの車移動に便利です。熊本ICや益城熊本空港ICなどが主要な出入口です。

主な所要時間(目安)

一般道・山間ルート

阿蘇や天草方面へは山道や海岸線の一般道を利用するルートが多く、自然の景観を楽しみながらのドライブにおすすめです。ただし、冬季や大雨時は通行規制に注意が必要です。

4. バスでの移動

都市間高速バス

福岡・長崎・鹿児島などから熊本市への高速バスも充実しており、料金もリーズナブルです。主要都市と熊本を結ぶ交通手段として人気があります。

空港リムジンバス

熊本空港と熊本市内・阿蘇・黒川温泉などを結ぶリムジンバスが便利です。運行頻度も多く、観光の拠点に適しています。

5. 熊本県内の移動手段

市電(熊本市電)

熊本市電は市内観光に便利な交通手段で、熊本城や桜町バスターミナル、水前寺成趣園などを効率よく巡ることができます。

レンタカー・カーシェア

阿蘇・天草・五木村など交通の便が少ない地域では、レンタカーが非常に便利です。熊本空港や主要駅周辺にはレンタカー営業所が集中しています。

観光周遊バス

阿蘇エリアや人吉エリアでは、観光地を効率的に巡る周遊バスが運行されていることもあります。季節限定の運行が多いため、事前確認が必要です。

熊本県の移動手段

熊本県は都市部から山間部・離島まで多様な地形を持ち、それぞれに適した移動手段が必要です。市街地では市電やバス、高原地帯や海沿いではレンタカーや観光バスが便利です。旅のスタイルや訪問地に応じて、最適な交通手段を選びましょう。

1. 熊本市内の移動手段

熊本市電(熊本市交通局)

熊本市電は、熊本駅前から市内中心部、水前寺公園や通町筋(繁華街)などを結ぶ路面電車です。観光にも通勤にも便利な路線で、主要観光地の多くにアクセスできます。

特徴

熊本都市バス・九州産交バス

市内を網の目のようにカバーする路線バスは、市電では行けない場所へのアクセスに便利です。特に桜町バスターミナルが中心拠点で、ここから各地に向かう便が発着します。

2. 阿蘇・人吉・天草など郊外地域の移動

JR九州の在来線

熊本県内ではJR豊肥本線(熊本〜阿蘇〜大分方面)肥薩線(八代〜人吉〜鹿児島方面)などが運行されています。ただし、一部は災害復旧や本数制限もあるため、時刻表の事前確認が必須です。

観光列車

あそぼーい!(阿蘇方面)SL人吉(人吉方面)など、観光向けの列車も運行されています。座席指定制で、沿線の風景や車内イベントが魅力です。

レンタカー

阿蘇高原や南小国町、天草諸島などではレンタカーが非常に便利です。主要駅(熊本駅・阿蘇駅・人吉駅など)や空港、観光地周辺に営業所があります。

メリット

観光周遊バス

阿蘇エリアや黒川温泉周辺では、観光ルートを巡る周遊バスが運行されることがあります。土日祝日や観光シーズン中心に限定運行されるため、公式サイトで運行情報を確認しましょう。

3. 離島(天草地域)へのアクセスと移動

天草へのアクセス

天草諸島へは熊本市内からバスまたはフェリーでアクセス可能です。宇土・三角方面からは橋(天草五橋)を通って車で移動することもできます。

天草島内の交通

島内ではバス便が少ないため、レンタカーがおすすめです。観光タクシーやレンタサイクルも地域によっては利用できます。

4. その他の移動手段

タクシー

主要駅やホテル、観光地では流しのタクシーや電話配車が利用可能です。特に高齢者や小さな子ども連れには便利な手段です。

自転車・レンタサイクル

熊本市内や阿蘇・水前寺などではレンタサイクルステーションもあります。観光地をのんびり回りたい人におすすめです。

交通系ICカード

SUGOCA(JR九州)やnimoca、Suica、ICOCAなどの全国ICカードが熊本市電やバスで利用可能です。地方の一部路線では使えない場合もあるため、現金や1日乗車券を併用しましょう。

熊本県の観光コース

熊本県は、熊本城をはじめとする歴史的建造物、阿蘇の大自然、温泉地、天草の美しい海と島々など、多彩な観光資源を持っています。ここでは、旅行日数や目的に合わせた観光モデルコースをいくつかご紹介します。

1. 1泊2日:熊本市内と阿蘇を巡る定番コース

1日目:熊本市内観光

2日目:阿蘇エリアへドライブ

おすすめの宿泊地

熊本市中心部または阿蘇市内の温泉旅館がおすすめ。公共交通でも移動可能ですが、レンタカーの方が効率的です。

2. 2泊3日:阿蘇・黒川温泉・天草を満喫するコース

1日目:熊本市~阿蘇観光

2日目:黒川温泉~天草へ

3日目:天草~熊本市へ戻る

このコースのポイント

自然・歴史・温泉・海の幸をすべて楽しめる欲張りプランです。レンタカーがあると行動範囲が広がります。

3. 歴史と文化に触れるコース(1泊2日〜)

見どころ

移動のポイント

人吉方面へはくま川鉄道や観光列車「SL人吉」が便利です(運行状況により休止の場合あり)。温泉地としても人吉温泉は人気があります。

4. ファミリー向け・体験重視コース

おすすめスポット

特徴

小さな子ども連れでも楽しめる施設が多く、移動時間が短いように工夫すると快適です。体験型スポットが豊富な熊本ならではの旅行になります。

5. 季節ごとのおすすめ観光コース

春(3月~5月)

夏(6月~8月)

秋(9月~11月)

冬(12月~2月)

熊本県